top of page

溶けゆく花

  • 5月3日
  • 読了時間: 1分

この作品は、私に新しい方向性を示しており、先生の技法から着想を得ています。花はあえてやわらかなぼかしを施し、輪郭をはっきりさせるのではなく、空間の中に浮かんでいるかのような印象を与えています。この焦点の変化は、明確さと空気感のあいだに静かな緊張を生み出しています。

花は依然として感情的な中心でありながら、次第に私の意識は背景へと移っていきました。空のような青や周囲の植物、そして抑えられた緑や茶の色調が重なり合い、主題を支え、引き立てる層状の環境を形成しています。背景は単なる額縁のような存在ではなく、奥行きと動きを内包した、能動的な存在として画面に関わっています。


この新しい技法で特に魅力的だと感じているのは、色彩がより直感的に立ち現れてくる点です。やわらかく溶け合う境界や滑らかな移行によって、光の当たり方によって現れたり消えたりする、繊細な色のニュアンスが生まれます。それは、作品に自然でありながら変化し続けるような生命感と、静かなエネルギーをもたらしています。

 
 
 

最新記事

すべて表示
Sunrise 20x30 cm canvass Acrylic

この作品は、日の出を描いたものです。 私は海に行くと、必ずと言っていいほど早起きをして日の出を見ます。決勝見逃したくないです。朝日には、一日を始めるためのエネルギーだけではなく、人生の困難や大きな衝撃から立ち直るための力もあるように感じています。 私自身、病気を経験し、命そのものを失いかねないような時期がありました。そんな時、朝日を眺めることが、少しずつ前を向き、自分を取り戻していくためのエネルギ

 
 
 
ショパン前奏曲15番「雨だれ」

この作品は、一般に「雨だれ」の名で知られるショパンの《前奏曲 第15番》から着想を得たものです。ピアノ音楽を絵画へと置き換えていく、私の現在のプロジェクトの第2作目です。 この曲を弾いていると、私の中に雨の森の情景が浮かんできました。はじめは、雨は優しく、繊細な小さな雫が降ったり止んだりします。それは、音楽の静かで途切れ途切れに繰り返されるリズムと重なります。しかし曲が進むにつれて、空気は次第に変

 
 
 

コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加

© 2026 LEA'S COLOR OF LIFE

  • Facebook
bottom of page